不動産購入までのあれこれ編第一話です。
No.8『基本の流れをおさえよう!!』です。
自分なりの購入のダンドリを検討するには、
まずは一般的な流れを押さえておくことが大切です。
購入までにどんな作業や手続きが必要なのか、主なポイントをまとめてみました。

1.情報収集
希望エリアにはどんな物件があって

どのくらいの価格で売られているのか

まずは、相場を把握することから始めてみましょう。
SUUMOや広島不動産.comなどで、エリア、間取りなど大まかな希望条件で検索をしてみるのもOK。
物件をチェックしているうちに、条件が固まってくることもあります。
少しずつ条件を細かくして、気になる物件をチェックしてみましょう。
2.問い合わせ・物件見学
「実物を見てみたい」「もっと詳しく知りたい」
新築マンションなら、まずモデルルームに行ってみましょう。
中古や一戸建ての場合も、悩むよりは、まず、気になる物件
の問い合わせ先の会社に連絡して、物件見学してみましょう。
複数の物件を見学すれば、こだわりたいポイントや、自分なり
の相場観も見えてくるはずです。
遠慮せず納得できる物件に出合うまでは、
問い合わせと見学を繰り返してみてください

3.絞り込み
たくさんの情報を集めて、見学を繰り返したなかで、
「これは!」と思える物件が必ず出てきます( ̄▽+ ̄*)
いくつかの候補物件がピックアップできたら、最後は絞り込み

いろいろな物件を見て、
自分自身の優先順位を整理し、
自分が本当に納得できる物件を選びましょう。
見学はコチラから⇒http://www.istyle-buy.jp/
4.購入申し込み
自分が本当に買いたい物件に出合えたら、いよいよ申し込みを行います。
購入申し込みとは、「この家を買いたい!」という意思表示と、
交渉スタートのための手続きが始まります。
新築マンションなどは「申込証拠金」として、
10万円程度のお金が必要になることも多いです。
5.住宅ローン事前審査
購入の意思が固まったら、申し込みと同時に住宅ローン
の事前審査を受けるのがふつうです。実際に住宅ローン
を組むことができるか、いくら借りられるのか、金融機
関による事前審査が行われます。これに通らないと契約
に進めないので、無理のない資金計画で臨みたい。
6.重要事項説明と契約書の確認
契約を前に、売買する物件や契約内容について、きちんと
確認しておく必要があります。できれば契約日より前に、
「重要事項説明書」や「契約書」などコピーをもらって、
しっかり読み込んでから重要事項説明や契約の日を迎えましょう。
7.契約
いよいよ正式に契約。重要事項説明書や契約書の内容を把握し、
不明点や疑問点はしっかり質問して、理解・納得したうえで、
署名。契約が成立すればもう後戻りはできないです。契約後に
買い手側の都合で解約する場合、契約時に支払った手付金は放
棄することになります。場合によっては、違約金が発生するこ
とになるので注意しよう。
8.住宅ローン申し込み~ローン契約
売買契約が成立したら、住宅ローンの申し込みを正式に行う。
その後、金融機関による本審査を経て、承認されれば、金融
機関と正式なローン契約(金銭消費貸借契約)を結ぶことになります。
9.内覧チェック
建物の完成前に契約を行う新築物件の場合、物件の引渡し前に、
完成した建物の状態をチェックします、「事前内覧会」が行われます。
ここでは、建物の状態・仕上がりが契約と異なる部分はないか、
きちんと確認しておきましょう。何か問題があるようなら、引渡
しの日までに解決してもらえるように依頼。なお、中古物件や建
物の完成後に契約を行う新築の場合は、物件見学時にチェックし
ておくことが大切です。
10.残金決済
残金決済とは、購入価格から手付金を引いた金額すべてを支払う
ことです。住宅ローンの借入金は金融機関から直接不動産会社の
口座に振り込んでもらうよう頼むことが出来ます(融資実行)。
残金の支払いが確認されたら、物件の引渡しが行われます。
11.引渡し・入居
住宅ローンの決済が終われば、念願のマイホームの引渡し・入居と
なります。引渡しでは、住まいの鍵を受け取るほか、司法書士によ
って不動産の所有権移転(新築の建物は所有権保存)登記が行われます。
引渡し時にもう一度建物の状態を確認し、問題がなければいよいよ
新生活のスタートです。
入居の翌年には、確定申告で住宅ローンの控除申請もお忘れなく。
次回は、不動産情報収集のポイント編!!
No.9『情報収集の基本!!』です。