本日の【アイスタイルの住宅購入マニュアル】は
No.12『物件&モデルルーム見学の基本!!』です。
一見は百聞にしかずです。
気になる物件は、早めに内覧することをおすすめします。
複数の物件を見学して、希望物件を絞ろう
どんなものかを知るために、
まずは1件、見学することが大切です。
家探しを始めたばかりの人は、マンションのモデル
ルームなどで、きれいにコーディネートされた空間
を見ると、つい舞い上がってしまうことがあります。
不動産会社に勤め、見慣れている私でも、新築マン
ションのモデルルームなどを見ると興奮してしまい
ます。笑
物件が自分の条件に合っているか、冷静に判断する
ために、まずは手近な物件やモデルルームを見学し、
「こういうものなんだ」と実感してください。
1件だけでなく、複数の物件を見て比較しよう
マイホーム選びを成功させるには、複数の物件やモ
デルルームを見学して、比較することが大切です。
首都圏で新築マンションを買った人の平均見学数は
なんと4.6件。
複数の物件を見ることで、相場観や、それぞれの物
件のメリット・デメリットが読み取れるようになっ
てきます。
一方、1件だけ見て「衝動買い」すると、購入後に後
悔することにもなりかねません。
購入を決める前に、もう一度見学して確認。
朝と夜など、時間帯を変えて、複数回見学。
いくつかの物件を見学し、購入を検討する物件が絞ら
れて来たら、もう1度物件見学に出かけてみましょう。
交通量や防犯面などを確認するため、朝や夜など、
時間帯や曜日を変えて訪問してみるのも、よいです。
理想の暮らしを本当に実現できるか、細かくチェック
2回目以降の見学では、1回目よりもさらに細かい
チェックを行いたいものです。「理想の暮らし」
のリストを思い出し、本当にその物件で、自分が
したい暮らしを実現できるかチェックしましょう。
置きたい家具があるなら、メジャーを持参して、
本当に置けるかを確認しておいた方がよいです。
自分にとってのデメリットを克服できるか?許容できるか?
誤解を恐れずにデメリットについて、コメントすると・・・
どんな物件にもデメリットは、あります。
購入者の方で、100パーセント条件が合致し、
100パーセント納得する方は、ほとんどいらっしゃりません。
たとえば、
当たり前の事ですが、立地や間取・広さ・雰囲気・などなど、
あなた様がよいと考えるものは、他の人もよいと感じることが多いです。
そうすると、価格は高く設定されます。
条件は良いが、価格が高い・・・・となります。
「条件に合わない点がひとつだけある…」というときは、
それを解消する方法がないかも考えてみましょう。
例えば子ども部屋の数の問題なら、仕切り家具で1部屋を
2つに分けて使うという手もあります。逆に、「条件はい
いが、なぜか好きになれない」というような感覚も大事に
したいものです。最終的には、自分が納得できる住まいを
選ぶようにしましょう。
物件見学で活用したいツールや持ち物
比較検討の段階では、物件を一覧で比較できると便利
物件見学の前に、物件見学チェックシートをつくっておければ、
見学後に比較検討する際に便利です。チェックしたいポイント
を書き出し、自分なりの評価を数値にする欄や、感想を自由に
書き込める欄をつくっておいてもいいでしょう。
また、便利な見学アプリなども活用すると物件情報の管理や比較がしやすい。
新築物件は素足・素手はNGです。
完成済みの新築物件の現物を見学するときは、最低限、靴下は
履いていきましょう。通常はスリッパが用意されているはずな
ので、それも利用して。また、場合によっては手袋が準備され
ている物件もある。
せめて、見学前に手はきれいに洗っておきたいです。
あると便利な、物件&モデルルーム見学グッズ
物件見学の際には、物件資料と、見学した内容を忘れないよう
にメモできる筆記用具があれば、特に必須のものはないです。
ただ、準備しておいたほうが便利なものはいくつかあるので、
必要に応じてそろえておこう。
物件見学チェックシート
事前に入手した物件資料(特に間取図は、書き込みできるように準備しておくと便利)
周辺地図(できれば少し広い範囲のもののほうがよい)
デジカメ(撮影しておけば、後で確認できる)
コンパス(建物の向きを正確に確認できる)
メジャー(家具スペースなどを計る)
手持ちの家具リスト(サイズを計ってまとめておくとよい)
小さな懐中電灯(狭い隙間を見たり、床下などをチェックするのに便利)
図面のコピー
次回は、物件見学ポイントの基本の第一話。
No.13『物件のチェックポイント!!』です。
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